すべてのファイルを自動暗号化で守る~「情報漏えい対策ソリューション TIFS」

2017年10月1日、弊社(株式会社エス・ジー)は株式会社マチス教育システムと共同で「情報漏えい対策ソリューション TIFS」(以降、TIFSと記載)をリリースしました。

製品サイト: https://www.tifs-security.com/

近年、特定の組織や個人をターゲットとした「標的型攻撃」による情報漏えい被害が、セキュリティ上の大きな脅威となっております。 標的型攻撃は年々手口が巧妙化しており、侵入対策、流出対策だけではファイルの窃取を防ぎきれなくなってきています。そこで、万が一ファイルを窃取されても 機密情報の中身を漏洩させない ための対策が必要です。

我々は、本製品によりユーザーの操作に応じてファイルの内容を 自動的に暗号化 することで、お客様の機密情報を守ります。

以下に、本製品の概要をご紹介します。

TIFS (Trusted Information File System)とは

TIFSの構成

TIFSは、ユーザー・鍵管理サーバーとクライアントで構成されています。 ユーザー・鍵管理サーバーは暗号鍵を一元管理しており、クライアントからの認証が成功した場合に暗号鍵を渡します。 クライアントは、受け取った暗号鍵をOSで保護された領域(カーネルメモリー領域)に保持しており、ファイルシステムの一部として動作し、ファイルを自動的に暗号化・復号します。

ファイルを自動で暗号化

TIFSは、ファイルシステムの内部で暗号化・復号フィルタドライバーとして動作します。

そのため、ドラッグ・アンド・ドロップやパスワードの入力といったユーザーによる明示的な操作が不要となり、操作者の注意不足による暗号化漏れやパスワード忘れを防ぐことが可能です。 その結果、ユーザーが本来の業務に集中できるため、生産性を低下させません。

この他の特徴については、本サイトで順次ご紹介していく予定です。 また、製品サイトでは製品カタログおよび試用版を提供しております。ご興味をもたれましたら、お申し込みいただければ幸いです。