App Store のアプリ審査でリジェクトされた件を振り返る(3)

レーティング(年齢制限)

App Store Review Guidelines 3.8に抵触。

理由

アプリ申請時に設定するレーティングが適切でない(低すぎました)。

アプリケーションのレーティングの設定

対策

何も気にしないとレーティングが「4+」(4歳以上)になりますが、iTunes Connect におけるレーティングの編集で「なし」「まれ/軽度」「頻繁/重度」「いいえ」「はい」をきちんと回答します。 例えば、不特定多数に自由な投稿と閲覧を許すアプリは、レーティングを編集して「無制限のWebアクセス」に「はい」と答える必要があります。 なお、アプリをビルドし直す必要はありません。

どういうアプリか使い方が良くわからない

ガイドライン条項にはないのですが、”More information needed” としてリジェクトされました。 リジェクトされる理由第一位がこれです(205/11/30 時点でリジェクト理由の 16% を占める)。

理由

レビューしようにもどう使えばよいかわからないから、デモンストレーションしている様子の動画をくださいということです。 複雑なアプリだと要求される可能性が高いです。 何が情報として必要かはリジェクトの理由として説明があります。

対策

使い方がわかるように、iOS 実機と Mac を USB で繋いで、OS X 10.10(Yosemite) 以降の QuickTime Player を使って動画キャプチャーしました。 あとは適当な動画作成ツールで補足として各場面に英語の字幕を付けました。
(今回は Windows で AviUtl の拡張編集を使いました。)

作った動画はどこかへアップロードして、申請情報の「メモ」にアップロード先の URL を記載して再申請しました。 なお、アプリをビルドし直す必要はありません。